独身またはお子さんがいらっしゃない方が亡くなると、その遺産は両親またはご兄弟姉妹に相続されます。

配偶者がすべて相続すると思われている方もいらっしゃいますが、それは間違いですので注意してください。

配偶者と兄弟姉妹、甥・姪が、共同で遺産を相続することになります。

兄弟の法定相続分

配偶者が全体の4分の3、残りの4分の1を、ご兄弟の人数で均等に分割します。

たとえば被相続人(故人)A、兄B、弟Cの3人兄弟で、兄Bは先に他界していて、子供D、Eがいる場合、

B、Cの相続分 = 4分の1 ÷ 2 =8分の1、

D、Eの相続分 = Bの相続分8分の1 ÷ 2 =16分の1

上記の割合が、法定相続分になります。

法定相続人が10人を超えることも

当代行センターにご依頼をいただく案件のなかでも、ご兄弟が相続人となられるケースがよくあります。

ご高齢で、ご兄弟も多い方の場合は、相続人が10人を超えるケースも珍しくありません。

とくに、何年間も相続手続きを放置している間に、配偶者の方まで亡くなられ、配偶者方のご兄弟、甥・姪が相続人として登場するケースもございます。

そうなりますと、相続人は何十人という人数になり、手続き一つをすすめるにも膨大な手間と時間がかかることになります。

ご親族関係も疎遠になり、お互いに存在すら知らない、ということもよくあります。手続きの協力をお願いしても、なかなか話が進まないこともあり、大変な労力となります。

お子さんがいらっしゃらない方はお元気なうちに遺言書を作成し、

ご不幸にも亡くなられた場合には、すみやかに遺産相続のお手続きを進めることを強くおすすめします。